月別アーカイブ: 2021年7月

渡米7周年

こちらは7月12日、今日も真っ青な空が気持ちいい一日でした。
日本は梅雨後期の豪雨が今も続いているようで、とても心配です。

そんな、日本ではまだ梅雨真っ只中だったような7年前の夏の日、シアトルに来ました。
今年で丸7年!長くもあり、短くもあり。こんな感じで10年なんてあっという間に経ってしまうのでしょうか?
7年の間、考えてみればいろいろあったような気もしますが、今もこうして健康で過ごせることにただただ感謝ですね。
去年から今年は、コロナという今まで経験したことのないウイルスが世界中に蔓延し、未だ収束の道が見えないままで来ています。
アメリカもやはり、今までとは全く違う生活になっていました。まず、普段の生活では絶対付けないマスクを、こちらの人も付けるようになったこと(今日現在、ワシントン州ではワクチン2回接種済みの場合はほとんどの場所でマスク着用義務はありません)、街から人がいなくなったこと、学校が全て休校になったこと、お店もクローズ、または入場制限がかかったこと、、などなど。あらゆる規制がありました。
コロナ前の生活で楽しめていたことのほとんどが出来なくなりました。でもそんな中でもこちらの人もしっかりと状況を受け止めてルールを守り、いつかまた元の生活に戻れるように、という思いで、それぞれの環境で、場所で対策をして来たように感じました。
野球のスタジアムも今や100パーセント入場可能になったようです。

7周年、と言っても特別することはありませんが、引越しをして今の環境にも慣れたことだし、ということで近所のシーフードレストランに出かけて来ました。
近所でも人気のお店のようで夕方5時前だというのにすでに何組か待っていました。
さすがに人気店だけあってお料理も雰囲気も最高でした。
しかし、私たちを含めて、お客さんはほとんどがシニア世代。夏休みだというのに子供達もいなくて、おじさんおばさんのカップル、グループで賑わっていました。
中にはオープンカーに乗って颯爽とやってくるシニアの方々、かっこいいわ〜!

今のところ、毎日特別なことはなく過ぎていますが、この平凡な日常こそ、ありがたき幸せなことなのかもしれません。


熱海の災害

この度の熱海市土石流で、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
又、お亡くなりになられました方々に心よりお悔やみを申し上げます。

7月3日に発生した静岡県熱海市の土石流のニュース、こちらでも毎日見ています。
私は中学時代から静岡県伊豆地方で暮らしていて、東京に移ってからも帰省するときは必ず熱海を経由して帰っていました。
そして今でも、熱海市ではありませんが、兄弟、親戚が多く熱海から近い場所に暮らしています。
ここ数年は、帰国した時、すっかり活気を取り戻した熱海に、家族と食事に出かけたりしていました。
私にとって熱海はとても身近で、とても好きな街です。
今回のニュース、本当に心が痛みます。どうかこれ以上、大きい被害になりませんよう、そして未だ行方のわからない方々が一刻でも早く救助、救出されますよう祈るばかりです。


7月4日独立記念日

昨日の日曜日は、独立記念日でした。
去年の今日は、、、何をしていたのかも思い出せませんが、きっと毎日がステイホームだったし、外出も必要な時だけ、イベントもなし、何もかもなしだったので、記憶もはっきりしません。
今年はというと、、、
ワシントン州は、ワクチンの接種率が70%を超えて、6月30日からほとんどの規制がなくなりました。マスクも、2回のワクチン終了者は必要なし、ソーシャルディスタンスもなし、
レストランも、コンサートホールも、スポーツ会場もフル稼働です。
う〜ん、、大丈夫なのかなあ、、、と思うところですが、これもアメリカの判断なのでしょう。あとは、やはり個人個人の感染対策は必要だと思っています。
そう、今年は、、、
シアトルに来てから毎年、7月4日は友人宅のパーティーに呼ばれて行っていました。
当然ながら、去年はそんな集まりは一切なく、みんな静かに過ごしていました。
それで、昨日は久しぶりに友人宅でのパーティー、と言っても特別なことは何もなく、ただみんなで集まって食べて飲んで、世間話して、、、という感じですが、こういうなんでもない人との集まりや、会話、特に家族以外の人と直接会話することってほとんどなかったですから、それもマスク気にしながらもなく、久しぶりにリラックスしながらの時間でした。
夜9時には帰宅、空は少しづつ暮れてくる頃、始まりました、近所の花火!
実は、シアトル市では、自宅や公園での花火は固く禁止されています。でも、今度越して来た市では午後から夜11時までは許可されているので、近所でバンバン花火が上がっていました〜!それも結構大きい打ち上げ花火です。正直「もう寝る時間なんですけど、、」と思いますが、これも独立記念日の風物詩でしょうか?
でも、禁止されている地域でもあげちゃう人がいるのですよ、庭で焚き火するのも禁止です。実際、花火での事故もたくさん起きているのでルールは守らないといけませんね。

夕方6時ですが空はまだ真っ青!

BBQは男性のお仕事。みなさん慣れてます。

暗くなってから、こんなのがひっきりなしに上がってました!

熱波、その後

ワシントン州は、先週から観測史上初だという43℃まで気温が上がりました。
私が住んでいるエリアの最高気温は40℃、私もこちらに来て7年ですが、これは初めての経験でしたね。
ここワシントン州北西部は、南樺太とほぼ同じ緯度で、夏は涼しくてカラッとしているので、30℃以上になってもそれほど暑さを感じないし、何より汗をかくことがないです。
東京の蒸し暑さを知っている私にとってはなんと快適なことか!また朝晩は気温もグンと下がるので、一年を通して半袖を着るのはほんの数日、でした。
しかし、先日、特に6月28日は、朝からぐんぐん気温が上昇し、夕方5時頃はとうとう40℃に達してしまいました! 緯度が高く夏も涼しいこの辺りでエアコンが付いている家は半数もないと聞きます。我が家も当然ありません。なので家中の窓を全開、天井のファン、部屋置きの扇風機も回して、なんとかしのぎましたよ。やはり湿気はないのでベタベタとした暑さではないのですが、とにかく外に一歩出ると強烈な日差しで、当然誰も歩いている人はいません。私も久しぶりに汗をかいて、思わず日本の暑さを思い出し、それはそれでちょっと懐かしささえ感じました。
強烈な暑さを避けてホテルへ、と考えた人も多いらしく、どこも満杯、そしてエアコン、扇風機が売れて、どこも売り切れ状態だったようです。
地元のニュースでは、市内のあちこちにクーリングセンターとして、図書館などの公共施設などが解放され、またアマゾン本社の一部もクーリングセンターとしてオープンしたとか。暑い暑い日が終わって翌日、29日の朝は、やっといつもの気温に戻って、私はまた長袖です。
夏至が過ぎても日の入りは夜の9時過ぎで、1日が長く感じます。この先はきっと通常のシアトルの夏になる予報で、ひとまずはホッとしているところです。
ワシントン州は、6月30日をもってほぼ全ての規制が解除されました。公共の場でのマスク着用のルールはまだありますが、お店などではもうそこまでは厳しくなくなりました。
なので4日の独立記念日は2年ぶりにパーティーを開いたり、旅行に行く人も多いのではないでしょうか?実際、私も友人からパーティーのお誘いを受けています。

何もかもが元通りに、というのは正直まだ怖いので、個人的にはまだ感染対策をしながら生活をしていこうと思います。

今日は7月1日、一年の半分が過ぎましたね!以前ここでもご紹介した椿神社にお祓いとご祈祷をしてもらいに行ってきました。
本当は引越し前に行きたかったのですが、神主さんが体調を崩されて延期になっていました。今日はお元気そうな神主さんともお話も出来て、また気持ちも新たに、穏やかな気持ちになれた気がします。

神社という場所は不思議なところで、お寺とも教会とも違ってどこか懐かしく、小さい頃の事や、生まれ育った場所を思い出したりします。アメリカにもそういう場所があって良かったなと思います。


日本は梅雨も後半に入り、各地で大雨の警報も出されているようで大変心配です。
どうか大きな被害など出ませんように願っています。