今年も残すところあと10日あまりになりました。
アメリカでクリスマスといえば、一年中で一番のビッグイベント。いろいろと規制がある中でもこの時期は多くの人が実家に帰って家族とクリスマス休暇を過ごすのではないでしょうか。アメリカの国内線は結構な混雑らしいです。
今はどのお店もクリスマス一色、店員さんたちも鹿のツノをつけていたり、サンタの帽子を被っていたり、それなりに楽しませてくれます。
そして、デイサービスボランティアでの歌の時間も、12月に入るとクリスマスソング特集になります。
クリスマスと言えば「シングルベル」「きよしこの夜」「赤鼻のトナカイ」「ホワイトクリスマス」などなど、、、たくさんのクリスマスソングがあります。
でも、こちらに来て覚えたクリスマスソングで私の好きなのがこの「Deck the halls」。
この歌、おばあちゃん達も良く知ってて楽しそうに歌います。
元々この曲は、ウェールズ民謡のキャロル『Nos Galan』という曲をルーツとするクリスマスソングだそうです。
タイトルの意味は”ひいらぎを飾ろう”です。
歌詞を調べてみると、、、ざっとこんな感じ。
部屋をひいらぎで飾って、華やかな服で、楽しい季節を楽しもう!
みんなで楽しくクリスマスを祝って歌おう!
今年もあっという間に過ぎて、新しい年を迎えよう!
日本のお正月を迎えるような感じですね。
今はそのお正月風情もだんだんなくなりそうな傾向ですが、
お正月が来るのが待ち遠しかった、子供の頃の気持ちを思い起こさせてくれるような歌詞です。
2021年もあっという間に過ぎた感じですが、それでもいろいろな事が起きて、時には心の置き場所を見失いそうになったりすることもありました。
でもこうして、変わらず毎日を過ごせることに感謝ですね。
2022年こそ、安心で穏やかに過ごせる、そんな生活に戻れますようにと願うばかりです。
皆さん、良いお年をお迎えくださいね。そして、来年こそお会い出来ますように!
福島邦子